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素材を育てる暮らし。スタッフAの部屋づくり

素材を育てる暮らし。スタッフAの部屋づくり



・組子ランプ

インダストリアルなテイストの家具でまとめた部屋に、さりげなく和の要素を取り入れたくて選んだ組子ランプ。カラーはウォルナットにしました。部屋の縁取り、家具の色とも自然に調和して、部屋にすっとなじんでくれるところがお気に入りです。

夜に灯りをつけると、組子の模様からやわらかな暖色の光が広がります。強すぎない落ち着いた明かりが、部屋全体をやさしく包み込んでくれるような感覚になり、とても雰囲気のあるライトです。

USB Type-C対応なので電源まわりもコンパクトにまとまり、見た目もすっきり。伝統の技術と現代の使いやすさが合わさった、暮らしにちょうどいい灯りです。

・町工場のランプ

愛知県の町工場でつくられているランプシェード。
すっと広がるフォルムに一目惚れして迎えました。

傘が広めにつくられているので、光がやわらかく拡散し、キッチン全体を明るく灯してくれます。デザイン性がありながら、実用性もきちんと備わっているところが魅力です。

素材は鉄製。使い始めは少し無骨な印象もありますが、時間とともに風合いが増し、少しずつ表情が変わっていきます。暮らしの中で“育てている”ような感覚を味わえるのも、このランプならではの楽しみです。
シンプルな空間にも、個性のあるインテリアにもなじむ、長く付き合いたいランプです。

・畳コースター
① グリーンのゴザ×亀菊柄の畳縁 (←サンプルで作っていただきました)
② セミオーダーで作っていただきました

今の家には畳がなくて、少しだけさみしさを感じておりました。
実家では6畳の畳の部屋が自室だったこともあり、一人暮らしを始めてから、この畳コースターを迎えました。

テーブルの上に置くだけで、どこか懐かしくてほっとする空気が生まれます。
普段使いはもちろん、来客時にもさりげない和のアクセントにも最適です。
小さなアイテムですが、暮らしの中にやわらかな落ち着きを添えてくれる存在です。


↓多少濡れてもすぐに乾くので、結露の多い冷たい飲み物を入れたグラスを置いてもシミになりにくいのが嬉しいところ。畳の目に沿ってタオルでさっと拭くだけでお手入れも簡単です。



・ハンドメイドカウンターテーブル

小学生の頃から使っていた勉強机の天板を使って、カウンターテーブルをつくりました。
 マンションの壁際の柱のサイズに合わせてカットし、今の暮らしに合うかたちへとリメイク。
色は、部屋の縁取りに合わせてウォルナットの水性塗料で塗装しました。落ち着いたトーンが空間になじみ、ぐっと大人っぽい表情に。

20年以上そばにあった思い入れのある素材だからこそ、新しい家具でありながら、どこか安心感があります。これから増えていくキズや経年の変化も、暮らしの記録として楽しみながら、このテーブルとともに日々を重ねていけたらと思っています。


まとめ

約17.82㎡の1Rという限られた空間でも、選ぶ素材次第で、暮らしの質は大きく変わると感じています。
インダストリアルなインテリアをベースにしながら、組子ランプや畳コースターといった和モダンの要素を取り入れることで、無骨さの中にやわらかさが生まれました。

鉄や木といった自然素材は、使い始めが完成ではありません。時間とともに風合いが増し、経年変化を楽しめるところが魅力です。町工場でつくられた鉄のランプも、リメイクしたウォルナットのカウンターテーブルも、日々の暮らしの中で少しずつ表情を変えていきます。その変化こそが、私にとっての「素材を育てる暮らし」です。

和モダンインテリアは、決して和室だけのものではありません。畳のない1人暮らしの部屋でも、小さな畳コースターひとつで空間の印象は変わります。懐かしさや落ち着きを感じられる素材を取り入れることで、住まいはより自分らしい場所へと整っていきます。

経年変化を楽しむことは、結果的にサステナブルな暮らしにもつながります。買い替える前提ではなく、「育てる」という視点で選ぶ。そうすることで、インダストリアル×和モダンというテイストも、自分の生活に根付いていくのだと思います。

自分らしさを大切に、鉄と木と和の素材に囲まれながら、「素材を育てる暮らし」を楽しみつつ、アップデートしていきたいです。