まほろばについて
まほろば

まほろば

「まほろば」という言葉は、
「住みやすい場所」「素晴らしい場所」を意味する古語です。

古来から、日本人が求めてきた理想の空間や、
そこで育まれる穏やかな暮らしを象徴する言葉でもあります。

この言葉には、人と自然、伝統と現代、過去と未来が交わる、
調和のとれた理想の空間をイメージさせる力があります。

「まほろば」は、日常の中でふと訪れる癒しや、
小さな幸せに気づくきっかけをそっと支える存在でありたい

――そう願いを込めた言葉です。

畳替えは心の区切り。

暮らしの中にはいつも畳がありました。街には必ずといっていいほど畳屋さんがあり、赤ちゃんが生まれるときや子供の結婚など人生の節目には畳替えがつきもので、家族の門出を祝う日にも寄り添う存在でした。

暮らしの変化と畳のかかわり。

日本の住環境は大きく変化してきました。家族のコミュニケーションの場であった畳敷きの「茶の間」は、時代とともにリビングルームやダイニングルームへ変わり、新築の集合住宅には和室が作られなくなりました。かつて日本の家には不可欠であった畳は、その役目を終えたかのようにめっきり減ってしまいました。

私たちは小さな畳屋からはじまりました。

和のある暮らし、もっと身近に。

変わらない、心地よい日々。

畳には敷物としての役割だけでなく、部屋の調湿機能に加え香りや肌ざわりなどの五感に響く良さがあります。い草の香りの記憶、足から伝わるあの感触、寝転んだときの心地よさ。人の暮らし方が変わっても、この感覚は変わることはありません。

たとえば、南部鉄器や和ほうきは、使うほどに味わいが増す、育てる道具です。
少し手間はかかりますが、丁寧に時間をかけて向き合うことで、ただの道具ではなく、暮らしの中に馴染む相棒のような存在になるのです。
畳も同じように、使うたびに生活に馴染み、色合いや移ろいを感じ、暮らしを味わう、日本ならではの豊かな暮らしとして生きる道具です。
伝統的な文化に触れ、味わい深いものを使って楽しむからこそ、使い続けることで素材そのものがもつ風合いや手触りが自分だけの特別な時間や余白を楽しむきっかけになります。
まほろばが届け和のある暮らし。

今の暮らしにあわせた、たたみのかたち。

何不自由なく、ものが手に入るこの時代。せわしなく過ぎゆく日々の中で、自分の好きなものと大切な時間を過ごしてほしいと願っています。

かつての暮らしには欠かせなかった、日本の伝統文化「畳」を、現代の暮らしの中に取り入れていただくために新たな形にして提案します。
派手に目立つことはありませんが、暮らしをそっと引き立てる名わき役のような存在として、優しく傍にあり続けます。

毎日が色鮮やかで、まほろば(素晴らしい場所)となりますように。
永く受け継がれてきた先人のアイデアが、人々の暮らしに寄り添い、役立ちますように。
丁寧な暮らしを存分に味わう畳専門店「まほろば」で、心地よい余白を紡ぎませんか。
まほろばが届け和のある暮らし。

運営会社について

創業70年を超える
畳の魅力を現代に活かす総合メーカー

創業70年以上の歴史を誇る当社は、日本の伝統的な畳文化を守りながら、現代の暮らしに調和する製品を提供する総合メーカーです。職人技と最新技術を融合し、水や汚れに強い機能性や多彩なデザインを取り入れた畳で、新しい和の空間づくりを提案しています。

創業70年を超える畳の魅力を現代に活かす総合メーカー

歴史ある技術を
現代に活かした独自の製品

創業以来、長年にわたり磨き上げてきた職人技は、単なる技術の継承にとどまらず、日本の伝統文化そのものを未来へと紡ぐ役割を果たしてきました。その確かな技術を礎に、最新の素材や製法を取り入れた製品づくりを実現。たとえば、水や汚れに強い畳は、日々の暮らしの中での実用性を高めるだけでなく、メンテナンスの手間を軽減し、忙しい現代人の生活にも寄り添います。また、伝統的な美しさを保ちながら、豊富なデザインバリエーションを取り入れた製品は、モダンなインテリアとの調和を可能にし、日本家屋に限らず、さまざまな空間で和の風情を楽しめるよう設計されています。

これらの製品は、伝統と革新が見事に融合した結果であり、和の心を大切にしながらも、新しい価値を創造することで、多様化する現代のニーズに応えています。

歴史ある技術を現代に活かした独自の製品
あなたの暮らしに和の心をプラス。
まほろばの商品をぜひご覧ください。